6月〜8月に増える「とびひ」ってなに?
こんにちは。亀戸キッズクリニックのスタッフです
今回は、子どもによくみられる皮膚感染症「とびひ」について
原因や予防、受診の目安などをご紹介します。
とびひってどんな病気?
「あせもを掻いていたら広がってきた」
「虫刺されのあとがジュクジュクしている」
「兄弟にも同じような発疹ができた」
このような症状で受診されるお子さんも少なくありません。
とびひ(伝染性膿痂疹)は、皮膚に細菌が感染して起こる病気です。
虫刺されやあせも、湿疹などを掻き壊したところに細菌が入り込み、周囲へどんどん広がっていきます。
火事の“飛び火”のように広がることから、「とびひ」と呼ばれています。
特に汗をかきやすい夏前から夏にかけて増えやすく、6〜8月頃に多くみられます。
こんな症状はありませんか?
よくみられる症状
- 水ぶくれ
- ジュクジュクした湿疹
- 黄色いかさぶた
- 赤みが広がる
- かゆみ
- 掻くたびに増えていく
できやすい場所
- 鼻や口のまわり
- 肘や膝
- わき
- 首まわり
- おむつ周囲
- 虫刺されを掻いた部分
などにできやすい傾向があり、小さなお子さんでは、顔まわりから広がるケースもよくみられます。
自然に治るの?
軽い症状の場合は自然に改善することもありますが
子どもはかゆみで掻いてしまうことが多く、短期間で広がることも少なくありません。
また、掻き壊すことで症状が悪化したり、兄弟や周囲のお子さんへ広がったりすることもあります。
とびひは早めに治療を始めることで悪化を防ぎやすくなるため
「少し様子を見ようかな」と思う段階でも、症状が広がる前の受診がおすすめです。
夏前から増えやすい理由
この時期は、
- 汗をかきやすい
- あせもが増える
- 虫刺されが増える
- 肌を掻く機会が多くなる
ことで、皮膚のバリア機能が低下し、とびひにつながりやすくなります。
また、保育園や幼稚園などで肌が触れ合う機会が多いことも、広がりやすい理由のひとつです。
小さなお子さんは無意識に掻いてしまうことも多く、短期間で広がる場合もあります。
ご家庭でできる予防とケア
爪を短く整える
掻き壊しを防ぐため、爪はこまめに切っておきましょう。
汗をこまめに拭く
汗をかいたままにせず、着替えやシャワーで清潔を保つことが大切です。
虫刺されを悪化させない
強く掻いてしまうと、とびひのきっかけになることがあります。
かゆみが強い場合は早めに対処しましょう。
タオルの共用を避ける
症状がある間は、タオルや衣類の共用を控えるようにしましょう。
こんな時は受診をご検討ください
- 赤みや湿疹が広がっている
- ジュクジュクしている
- 水ぶくれが増えている
- かゆみが強い
- 市販薬で改善しない
- 発熱を伴う
「いつもの湿疹と少し違うかも?」と感じた場合は、お早めにご相談ください。
まとめ
とびひは、汗や虫刺されが増える季節に多くみられる皮膚感染症です。
毎日のスキンケアや掻き壊し予防を心がけることで、予防につながります。
気になる皮膚症状がある場合は、お気軽にご相談ください。



