初めてのお熱に慌てないで!赤ちゃんの突発性発疹と、おうちでの鼻水ケア
みなさん、こんにちは!亀戸キッズクリニックのスタッフです。
毎日のおむつ替えに抱っこ、本当にお疲れ様です。
赤ちゃんが生まれて初めて熱を出したとき
パパやママは生きた心地がしないほど驚き、焦ってしまいますよね。
特に、赤ちゃんが最初にかかることが多い代表的な病気が
「突発性発疹(とっぱつせいほっしん)」です。
今回は、知っておくと心が少し軽くなる「突発性発疹のリアルな経過」と
おうちでできる「鼻水づまりのケア」について、分かりやすくまとめました。
疑問1:ウワサの「不機嫌病」?突発性発疹ってどんな病気?
突発性発疹は、主に生後6ヶ月〜1歳頃の赤ちゃんが初めてかかることが多い、ウイルスの感染症です。
最大の特徴は、「熱が下がってから、体にブツブツ(発疹)が出ること」。
ついさっきまで39℃近い高熱があったのに、熱が下がると同時に、お腹や背中、お顔に赤くて細かい発疹がわーっと広がります。
【知っておいてほしい「突発性発疹」のリアル】
熱のわりには元気なことが多い:38℃〜39℃の高熱が3日ほど続きますが
赤ちゃん本人は意外とおっぱいを飲めたり、おもちゃで遊べたりすることが多いです。
別名「不機嫌病(ふきげんびょう)」:実は、一番大変なのは「熱が下がって、発疹が出始めてから」です。それまで大人しかった赤ちゃんが、理由もなく激しくぐずったり、抱っこじゃないと絶対に泣き止まなくなったりします。これが数日続くため、パパやママの体力が一番削られる瞬間ですが、病気が治りかけている証拠なので安心してくださいね。発疹自体はかゆみもなく、数日でキレイに消えていきます。
疑問2:鼻水が詰まって苦しそう!おうちでできることは?
赤ちゃんは自分で鼻をかむことができません。
しかも、お口で息をするのが苦手なので
鼻が詰まるとおっぱいがうまく飲めなくなったり、夜中に何度も苦しくて目が覚めたりしてしまいます。
おうちでできる、簡単で効果的なケアがこちらです。
お風呂上がりや、吸入器のあとがチャンス
お風呂に入ると、湯気で鼻水がふやけて奥から手前に出てきやすくなります。
このタイミングで、市販の鼻吸い器(電動のものがしっかり吸えておすすめです)を使って、優しく吸い上げてあげましょう。
鼻の下のケアも忘れずに
何度も鼻水を拭いていると、赤ちゃんの柔らかい皮膚はすぐに赤く擦れて痛くなってしまいます。拭き取るときは乾いたティッシュではなく、濡らしたガーゼで優しくおさえるようにし、仕上げにワセリンなどを塗って保護してあげてくださいね。
ここをチェック!受診の目安
お熱が出たとき、慌てて夜間救急に駆け込むべきか
翌朝まで待つべきか迷いますよね。以下のサインを参考にしてください。
【翌朝の受診で大丈夫なケース】
熱は高いけれど、水分(おっぱい・ミルク・水分)が摂れている
あやすと目が合い、一瞬でもニコッと笑う元気が残っている
【夜間でも、すぐに病院へ行くべきケース】
生後3ヶ月未満の赤ちゃんの38℃以上の発熱
水分をまったく受け付けず、おしっこが半日以上出ていない
視線が合わず、ぐったりして呼びかけへの反応が鈍い
激しいけいれん(ひきつけ)を起こした
スタッフのひとりごと
赤ちゃんの体が火のように熱くなっているのを見つけると
「私の看病がダメだったのかな…」と自分を責めてしまう親御さんが本当に多いです。
でも、絶対にそんなことはありません。
赤ちゃんはお腹の中にいたときにもらった免疫が切れる生後半年以降
こうしてお熱を出しながら、自分の力で強い体を作っていく真っ最中なんです。
赤ちゃんがお熱を出したときは
ママやパパも家事をぜんぶお休みして、一緒にお部屋でゴロゴロして過ごしてくださいね。
離乳食もお休みして、おっぱいだけで済ませちゃっても大丈夫です。
当院は、初めてのお熱で不安なパパ・ママの1番の味方でありたいと思っています。
「これって突発性発疹かな?」「鼻水だけでも受診していいのかな?」と思ったら
いつでも遠慮なく診察室へお越しくださいね!



