子宮頸がんワクチン:シルガード9(9価HPVワクチン)自費取り扱い開始。定期接種ガーダシルも接種出来ます。


定期接種のガーダシル®(4価HPVワクチン)
も取り扱っております。
接種をお考えの方は、お電話で予約をお願いいたします。

*以下、シルガード®️9(9価HPVワクチン)についてのお知らせです。

シルガード®9(9価HPVワクチン)取り扱い開始(自費)について

 2021年2月24日に、待望のシルガード®9(9価HPVワクチン:組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン)が、日本でも承認・発売開始となりました。
これまで日本国内では2価(16/18型)と4価(9/11/16/18型)ワクチンが承認・販売されていましたが、4価(9/11/16/18型)に加えて新たに高リスク型の31/33/45/52/58型のウイルス様粒子も含むワクチンです。
このワクチンで子宮頸がんの原因となるHPV型の88.2%をカバーします。
HPVは性交渉で感染するため、9歳以上で、初めての性交渉の前に接種することがより効果的と考えられています。

※予約方法※
必ずお電話で予約をお取りください。
 
※接種対象者※
9歳以上の女性
注意:現時点ではシルガード®9は男性には適応はありません。
ガーダシル®(4価HPVワクチン)は、2020年12月に男性にも適応が拡大(任意接種)されました。
 
※用法・用量※
1回0.5mLを合計3回、筋肉内に注射。
通常、2回目は初回接種の2ヵ月後、3回目は6ヵ月後に接種。
接種後は30分程度、院内で安静の状態で経過観察を行います。
 
※費用※
28,000円/回(税込、現金のみ)
注意:現時点では、「任意接種のみ」ですので全額自己負担です。
1回目接種時に2回分(56,000円)をお支払いいただきます。
2回目接種時に3回目分(28,000円)をお支払いいただきます。
 
※安全性※
副反応としては接種部位の疼痛(90%)、腫脹(40%)、紅斑(30%)などがありますが、これらは免疫反応の結果起こるもので数日で改善することがほとんどです。
インフルエンザワクチン等のワクチンと比較して重篤な副反応のリスクが特別高くなることはないと考えられます。
注射部位に限らない激しい痛み(筋肉痛、関節痛皮膚の痛み等)しびれや脱力等が現れ、長期間症状が持続するとの報告があります(1.5件/10万回接種)が、このような症状はワクチン接種と関係なく思春期の女性に見られることが最近の研究で分かっています。
万が一重篤な症状が起きた場合には、適切な診療が可能な医療体制が整っておりますのでご相談ください。
 
※必須の接種条件※
厚労省の指示により被接種者も“全例登録による強化安全監視活動”に参加して頂くことが必須です。
被接種者はご自身あるいは保護者様のスマートフォン、タブレット端末等を用いて“ワクチンQダイアリー”というシステムに氏名等の情報や予診票の登録を行っていただきます。
院内での滞在時間短縮のため、氏名等の情報は事前登録を行ってください。
全例登録が義務ですので、登録しない場合には接種できません
 
以下は“ワクチンQダイアリー”のURLです。
(いつでもアクセスできるようにお気に入りやブックマークに登録してください)
 
なお、原則として、3回の接種は同一のワクチンで完遂することが推奨されます。
米国予防接種諮問委員会(ACIP)は2価(16/18型)あるいは4価(9/11/16/18型)HPVワクチンを用いて接種スケジュールを完遂した方に9価HPVワクチンを追加で接種することは推奨していません。
2価あるいは4価HPVワクチンの接種が完遂していない方に残りのスケジュールを9価HPVワクチンを用いて完遂することは可能としています。

 
(参考)HPVワクチンの効果について
2020年10月、スウェーデンで行われた国家規模の浸潤子宮頸がん予防に関するHPVワクチンの効果に関する研究結果が報告されました。
これまではHPVワクチンは浸潤子宮頸がんの前駆段階と言える悪性度の高い子宮頸部病変(前がん病変)予防に関しては有効性(感染減少)と効果(前がん病変減少)は示されていました。しかし、HPV ワクチン接種と接種後の浸潤子宮頸がんのリスクとの関連を示すデータは不足している状態でした。
この研究ではスウェーデンの約167 万人の 10~30 歳の女性が対象となり、4 価 HPV ワクチン(ガーダシル)接種と浸潤子宮頸がんのリスクとの関連について評価が行われました。
その結果、17 歳になる前に接種を受けた女性では浸潤子宮頸がん発生率は88%の減少効果、17~30 歳に受けた女性では53%の減少効果が示されました。
HPV ワクチン接種が大幅な浸潤子宮頸がんのリスク減少に寄与したことが明らかになったことになります。
また、この試験結果からは若年での接種がより効果的であることが分かります。